株式会社クシム(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤大介、以下「クシム」)の連結子会社であるチューリンガム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:三瀬修平、以下「チューリンガム」)は、株式会社レジストアート(本社: 東京都港区、代表取締役社長:マヴリン日出美、以下「レジストアート」)と、暗号資産であるレジストアートトークンの開発や付随するスマートコントラクトの開発、国内外の暗号資産交換所における上場支援やその他流動性向上のための施策にかかるコンサルティング業務について、業務委託契約の締結を致しましたのでお知らせ致します。
レジストアートトークンプロジェクト(以下、本プロジェクト)は、次世代テクノロジーを活用した新たなサービスの提供を目的としております。具体的には下記の取り組みを計画しており、一部実行中のプロジェクトもございます。
- VR美術館の構築
国内有数の有名美術館や芸術祭などをVR化することでリアルとバーチャルの融合を図ります。具体的には、美術館や芸術祭に展示される現実の作品をVR空間に展示するだけでなく、一般のコレクターの現実作品のVR化とプライベートVR美術館の設置、また、個人やギャラリーなどによるNFTの売買市場も備えるプラットフォームを目指しております。
- アートイベント専用アプリの構築
VR空間だけでなく、現実世界で開催される芸術祭やアートイベントの参加者がよりアートを楽しむことが出来る仕掛けとして、専用のスマホアプリの開発を計画しております。開発するアプリにおいては、イベントへの参加証代わりとなるPASS機能やスタンプラリー機能などの実装が予定されています。
またNFTのGiveawayなど、最先端技術を活用した機能の実装も検討しております。
- 登記システムの構築
売買されるNFTや、VR美術館、芸術祭などに展示される現実作品は、任意でブロックチェーンでの登録を可能とすると共に、ブロックチェーンへの登録のみを希望する顧客にもサービスを提供します。ブロックチェーンに作品の来歴と画像データを記録することができるため、作品の真贋問題への真実性の担保に大きく寄与いたします。
- レジストアートトークンの発行・上場
本プロジェクトは国内外の芸術祭やギャラリーの参加が予定されており、この経済圏における様々なサービスを円滑に運用し、速やかなデジタル決済のための暗号資産としてレジストアートトークンの発行を計画しております。また、本トークンについてはアート業界の発展に寄与することを目的としたユーティリティの設計も予定しております。
チューリンガムはレジストアートトークンに関するトークノミクスの設計、ホワイトペーパーの作成、上場支援、アートイベント専用アプリの開発など、当プロジェクトにおけるトークン発行及びシステム開発の領域で全面的に支援してまいります。